発達障害と診断されるまで②
こんにちは。
今回は療育センターでの最初の診察までをお話します。
これは私たちの事例なのですべて同じとは限りません。
各々の療育センターによって違いはあると思いますので、1つの参考としてお読みいただければと思います。
療育センターへ電話
保育園の先生から管轄している療育センターを教えていただき、電話で問い合わせをすることになりました。
療育センターでは定期的に通っている園児の様子を保育園に見に行ってくれたり、困りごとを保育園の先生と連携して解決策を話し合ってくれたりするそうです。
電話をすると、
- 子供の名前、年齢、性別
- 保護者の名前、連絡先
- 通っている保育園名
- 紹介先(保育園or病院or自分で気になって電話した等)
- 保育園で又は病院で言われた困りごとや発達の程度
- 家での困りごと
等、聞かれました。
そして次は診察ではなく、まず相談員さんによる両親のみの面談の日取りを決めました。(子供は連れて行かなくてOKでした)
面談
面談では、相談員の方に
- 産まれる前のこと
- 産まれた時のこと
- 赤ちゃんの時の様子
- 赤ちゃんの時の困りごと
- 現在の困りごと
- 保育園での様子
を主に聞かれました。
それから2か月ほどで診察となりました。
※療育センターによってはもっと長く待たなくてはならないこともあります。
いよいよ診察
初診は子供と私(母親)で療育センターへ行きました。
療育費は保険証、医療証が使えるため、支払いはなしでした。
まず先生から母親への聞き取りがありました。
同じ部屋に小さなテーブルとイスがあり、
そこで看護師さんが子供とその間遊んでくれていました。
その後は先生と子供とふたりでお話。
おもちゃや教材のようなものを使用し、
先生の指示を理解できるかまたそれに従って行動できるか、その様子を確認していました。
途中イスから立ち上がり、おもちゃをしまった扉を開けに行ってしまい、
母親としてはヒヤヒヤ...
でも先生はそれすらも、
”そこにおもちゃがあるって覚えていたのね”
と否定せずに見守ってくれていました。
そういうとらえ方アリ!?なるほど~
と思いました。
本当に先生は細かなところを気づいて、
子供の特性を理解しようとしてくれていました。
”こういうところができない、ダメ”ではなく”苦手”という言葉を使ったり、
”こういうところは得意”というように
前向きになれるようなことも気づいて教えてくれて、
自分が一番子供の気持ちを理解できていると思っていたけれど、
見方や考え方でこんなにも違うんだなと、
もやっとした不安な気持ちが少しはれたような気がしました。
診察を終え、
先生がおっしゃるには、
子供の発達障害は個性との切り分けが難しいとのこと。
確かに、
恥ずかしがりやで物静か、人見知りで話をあまりしない
物怖じせず、だれにでも話しかけられる
こだわりが強くて自分の好きなことをやる
なんでも合わせられるけど自分の意見が言えない
他にもあるとは思うけれど
これらは個性と言ってしまえばその子の個性。
でも度を越えてしまったり、
その個性が目立ちすぎてしまうと障害とみなされるよう。
こうして
”後日、詳しく発達検査をしてみましょう”
ということになりました。
発達検査について、またその結果は次の記事に書こうと思います。
みなさんはもう通常の生活に戻りましたか。
私はまだ正月気分が抜けず、
夜な夜な動画アプリで昔のドラマを観てしまいます。
早く体内時計を戻さなければ。
それでは。
今年もよろしくお願い致します。